あの懐かしいダルマ家庭糸。お母さんのお裁縫箱の中で、見たことのある人も多いのではないでしょうか。
明治34年、京都の絞り鹿の子商で修業を積んだ横田長左衛門による糸の製造と行商から始まり、どんなに時代が変わっても暮らしを支えるのは手縫糸だと、横田夫妻が工夫を重ねて作り出したのが高品質の絹カタン(コットン)糸。
絹のような光沢、滑らかな糸通り、そして丈夫さ。最高級品につけられた、七転び八起きの「ダルマ印」。
ここから「ダルマの糸なら使って安心」と口コミで広がり、1世紀半以上、どこの家庭でもお裁縫箱におさめられてきたのです。
HOME THREADはそんな懐かしさと信頼のあるダルマ糸を、味のあるパッケージに仕立てた、思わず手に取りたくなるようなシリーズです。
カードタイプのダルマ家庭糸#30です。
京都紫野で丁寧に染めた糸を、日本の地名から連想した5色のセットでパッケージされています。
こちらは「Hanayama」自然情緒あふれる花山の風景と崇高な色をイメージ。
こちらは「Setose」北海道の大平原、季節によって変わる緑の変化をイメージしています。
シンプルなクロスに、カーテンの端っこに、お気に入りのシャツや、穴のあいてしまった靴下に。
ちくちく縫えば、可愛いアクセントカラーで、新しい楽しみが生まれます。
「糸のはじまりは楽しみのはじまり。
糸さえあればなんでもできる。」
こんな素敵なコンセプトと、かわいいパッケージに、創作意欲も刺激されますね。
絵の具や色鉛筆を楽しむ様に、気軽に大好きな色のステッチをお楽しみください。